医者のSNS問題<br/>医者は一般人とは違うのか?
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こんにちは。
人生のテーマは「毎秒幸せ」、精神科医チフィです。

 

世間はお盆休みですが、病気にお盆休みはありませんので、病院職員にもお休みはありません!

2軒先の献立くらい興味がないかもしれませんが、僕のお盆の予定を聞いてください。

精神科医チフィのお盆

8/10(日)→ 8/12(月):当直、日当直
8/13(火)→ 8/14(水):当直
8/15(木)→ 8/16(金):当直
8/16(金)→ 8/17(土):当直

1週間のうち2日しか家に帰れない計算だけど、パンツ足りるかなぁ…

 

 

さて、ブログやらyoutubeやら「本格的に活動していくぞ!」と思い立ったのがつい先日のこと。

自分の宣材写真を撮ってもらったり、プロカメラマンの力による"4割増の自分"に調子づいて、Twitter・インスタ・ブログに自分の写真を恥ずかしげもなくアップしておりました。やっぱり、何処の誰かわからない人より、ちゃんと顔が分かる人のほうが見る側も安心だし、親しみが湧くじゃないですか。

 

ところが今、それらを一掃しました。何故なのか。

 

SNS問題、勃発

 

 

というのもね、とにかく今、僕の周りでSNS問題が勃発していて、上層部が凄く敏感なんですよ。

例を挙げると、

 

  • 医者が患者や病院をネタにしたツイートをして、それを患者に特定されてしまった
  • 患者が、自分が好意を持った医者の情報をSNSを使って調べ上げて、プライベートを侵害した

 

などなど。

まぁ医療界のこういう問題って今に始まったものではなく、以前から・全国的にあるものなんですよね。

 

一昔前に、解剖実習中の医学生が本物の検体(人間の遺体)を使って「リアル"壁に耳あり"」を再現してツイートし炎上、問題になったこともありました。

何事も『常識的・倫理的に考えてこれはイカンやろ』って思えない人たちが、一定数どの世界にもいて、それを無自覚にせよ炎上商法目的にせよ、ドヤ!と世間に晒してしまうわけです。

で、それで僕の周囲も色々な被害を被っていて、だからこそウチの上層部が「医者は一般人とは違う。SNSでの発言はまじで気をつけろ、下手したら死ぬぞ」と警告してるわけです。

 

少なくとも僕は、吊るし上げられるほど悪いことは話したり書いたりしてない(と思っている)んですが、「今波風を立てて職場で働けなくなっても困るし…」と思い、安易に特定されるような顔写真なんかは伏せた次第です。

 

燃え上がりやすい炎の条件

 

さて、僕が露出を避けるようになった理由はなんとなくお分かりいただけたかと思います。

僕のご尊顔を見せることが出来なくなり、皆様には大変申し訳無いと思っています。

 

そもそも今の時代、別に医者とか病院関係者だけではなくて、芸能人・政治家・youtuber、あらゆる人達のツイートやストーリーが取り沙汰されて、場合によっては炎上してますよね。あるいは炎上商法を目的に、故意炎上させたりもする。
僕はあんまり知らなかったけど、例えば最近だとレペゼン地球とか。レペゼン地球のことはあんまり知らないけど、本能的に嫌いです。

 

でも実際のところ、炎上するのって「社会的地位や知名度がある場合」か「世間の倫理観からの逸脱度がヤバすぎる場合」か、そのどちらかがほとんどじゃないですか。

後者はちょっと置いておいて前者について考えてみると、まぁアタリマエのことで。

まぁ要は焚き火みたいなもんで、フォロワーだったりファンを薪とするなら、薪が多いから燃えて大きくなりやすいわけですよ。もしポツンと一本だけある小枝にポッと火がついたところで、ハッと息を飲めば消えちゃいそうな光にしかならんのですよ。

 

医者は一般人とは違うのか?

 

さて、ここで医者の話に戻ると。

 

僕の考えでは、医者は「社会的地位や知名度がある場合」「世間の常識・倫理観からの逸脱度がヤバすぎる場合」のどちらにも関係していると思っています。

*ここでまず分かっておいてほしいのは、「医者には社会的地位も知名度もある」というのは、あくまで世間のイメージであって、僕の考えではないってことです。ボク個人は「医者は偉い」と思ったことは人生で掛け値なしに一度も無く、むしろ「医者ってゴミが多いよなぁ」くらいに思ってます。

 

さて、僕の言いたいことは、ですよ。

 

世間は医者に対して厳しすぎませんか?

 

世間の「理想の医者像」
  • 医者なら休日返上してでも人を救って当然。それも出来ないなら目指すな!
  • 医者が下ネタなんか、もってのほかです!
  • 医者が髪を染めてパーマかけて良いと思ってんの…?

*僕が医者だからこう書いてるだけで、「教師・弁護士・政治家 などにも変換可能」

 

世間が持っているこういうイメージを、常日頃からひしひしと感じる。おそらくコレは、僕が医者だから余計に強く感じるのもあるとは思いますが。

それにしても、「お医者様ってこういう人ですよね、こうあるべきですね」というイメージが清廉すぎませんか?

しかも加えて、「世間の常識・倫理観からの逸脱度がヤバすぎる場合」というのも関わってくる。

 

仮に世間の常識を0として、数字が大きくなるほど「世間の常識・倫理観から逸脱している」とします。

普通の人がやったら逸脱度5の行為でも、医者がそれをやると逸脱度100くらいに捉えられて、「あいつはかなりヤバイやつ、終わってる」扱いされるわけですよ。一般の人なら良いけど、それを医者がやるとダメ。言うとダメ。そういう傾向が強いです、少なくともこの国は。
(「男だから」「女だから」「◯◯だから」というイメージがそもそも根深い)

 

でもねぇ、言わせてもらうと、医者も"ただの人"なんス

休みはトコトン遊びたいし、海に行けば水着の女の子に目が行くし、オシャレだってしたいんス。

 

僕はよく初見の人に「本当に医者なの?笑」「医者っぽくない」って言われて、それを勝手に褒め言葉として受け取ってるんですが、そのたびに「いやいや、医者に対してのイメージどれだけ高いの君?」って思っちゃう。

 

じゃあ、何も発信しなければいいのか?

 

こうして「理想の医者像」のプレッシャーを押し付けられ、作り上げられた道を少しでも踏み外すと大炎上して黒焦げ。

こうならないためにはどうすればいいか?他の医者と相談してみました。

 

チフィ
医者がSNSでどこまで発言していいかって、難しい問題ですよね…!

 

いやいや、そもそもアカウント作らなければいいじゃん。笑
なんで発信したいわけ?イイネ集めたいの?承認欲求強くない?笑

 

言いたいことも言えない。この世に反町隆史はいないのでしょうか。

 

もちろん、分かりますよ。そもそもアカウントを作らなければ、間違った情報を流したり叩かれる発言をする可能性も皆無ですもんね。でも、1か0ってのはあまりに極端じゃないですか?

医者も、世間で言う「お堅い職業」の人たちも、男も女も、年齢も関係ない。

誰だって伝えたいことがあったり、愚痴を言いたくなったり、下ネタでウケを取りたくなったりするでしょう。自分の中で"これは承認欲求だ"とか小難しいことまでイチイチ考えてる人なんています?そんなんじゃない。「なんとなく言いたい」くらいの気持ち、あるでしょ。

 

もちろん、言って良いこと・ダメなことの程度はありますよ。例えば政治家が、

 

政治家
今夜のノーパンしゃぶしゃぶ、最高でした!さて、明日からまた仕事がんばります!#ノーパン #しゃぶしゃぶ #働きたくない #明日は朝から #国会

 

とかツイートしてたら、そりゃこの国も終わったなって確信しますよ。もちろん限度ってもんはありますよ。

でもね、「叩かれないためには何も言うな」は、ちょっとあまりに暴力的じゃないかと。

 

僕なりのまとめ

 

ここらで、僕の考えをまとめてみます。

 

医者とSNSについて

世間の医者に対しての理想が高すぎてビックリする。そこまでデキた人間の集まりじゃない。むしろ世間の常識を知らない人が多すぎるくらい。
でも本当の自分を隠して「誰にも批難されない発言・行動」ばかり目指しても、苦しいし、面白みに欠けちゃう。
"自分が何故それをしたいのか"を考えて、倫理的にどうなのかをなるべく客観的に見て、批難・炎上のリスクと天秤にかけ、それでもしたい、必要だと思ったら行動・発言すれば良い。全ての責任は自分にあるけど、得するのも自分。
ただし、医学知識の配信だけはマジで気をつけたほうが良い。

医学知識というのはかなり繊細なもので、だからこそ叩かれやすいという側面もあります。

間違ったお風呂掃除の仕方を配信したところで人間が死ぬことはまず無いですが、「医者が間違った医学知識を配信したことで、それを信じた人が死ぬ」という可能性は十分にあります。
"癌は食事だけで治せる!"とか、"鬱病は気合で乗り越えろ!"とかね…

 

だからボク個人としては、SNSで本格的、専門的な医学知識を配信するつもりは一切ありません。
というより、出来ない経験も知識も足りない(と自分では感じている)から。僕が間違った情報を伝えることで、見た人の健康を害するようなことはしてはいけないと思っているからです。
(もちろん、「統合失調症って大体こんな病気だよ」とか程度なら説明することは出来ますが、それをわざわざ自分がやりたいかというと、全くやりたくない…)

 

実際、Twitterやインスタ、youtubeなどで何千人・何万人のフォロワーを持って活躍されている先生方はたくさんいるし、僕もフォローしてツイート読んだりyoutubeの動画見たりして、めちゃくちゃ勉強させてもらってます。本当に勉強して経験を積まれているし、書籍や論文を書いている方々だからこそ、ああやって人のためになる配信が出来るんだと思います。

 

でも僕が話したいのは医学知識よりももっと身近なことで、それは日々の悩みだったり、人生に対する考え方だったり、恋愛のノウハウだったり、そんなことなんです
そこには精神医学が直接関係していなくても、精神科医になった僕が何を考えて生きてきたかとか、精神科医として働いている上で思ったこと、感じたことっていうのが、絶対今の自分のマインドの土台になっていると思うんです。それを発信して届けることで、幸せに向かう人が少しでもいれば良い。多ければもっと良い。

そして経験上、「自分が情報を発信したいと考えること、そして行動することで出来る新たな繋がりが、僕の中でかなり重要なものになる」という確信があるので、ある程度の批判のリスクを背負いながらも情報発信を続けていきたいと考えています。

 

 

 

………そんなこんなで、これだけの文字数を使いましたが最終的に僕の抱負みたいな感じになってて、我ながらビックリしてます。なんだこれは。

これまでは「これ言ったらまずいかなぁ〜」とか「こんなの載せたら嫌われちゃうかな〜」とか結構考えながら文章書いたりしてたんですが、そのせいで自分が言いたいこともなかなか言えず、結果として自分でも「つまんねー内容だな」と感じるようになってました…(_ _;)

しかし今、改めてこうして考えをまとめたからなのか、顔写真を伏せたからなのか何なのか分かりませんが、自分の中で「踏ん切りがついた、タガが外れた」感があります。笑

 

今後は結構ふざけた内容も載せていくようになるかと思いますが、変わらず応援いただけると嬉しいです!よろしくです\(^o^)/

 

ではまた!안녕!

 


 

おまけ 〜「誰しもただの人」〜

昔付き合ってた元カノが、「誰でも"ただの人"だと思うようにしていれば、色眼鏡を通さずに一人の人間として付き合える」って言っていて、なるほどなぁって思いましたのでご紹介。

「誰しもただの人」理論
  • 医者:医学に詳しい、ただの人
  • 弁護士:法律に詳しい、ただの人
  • モデル:見た目が良い、ただの人

こう考えれば、肩書や地位で圧倒されること無く、その人の人間性に焦点を当てることができ、自分も気負いしすぎなくなるのでオススメです。

 

*しかし実際この元カノ、僕と付き合いながらも他に男が何人もいることが発覚。
僕は本当に「一時期付き合ってた、ただの人」になってしまいました!안녕!

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