「シャーマンキング」に学ぶ<br>"我不迷"で最高の自分になる方法
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皆さんこんにちは!   精神科医のチフィです!

当直中です!

 

 

突然ですが、こんなことにお悩みの方、いませんか?
  • 自分に自信が持てない
  • 自信がある分野で、何処の馬の骨とも知らないやつに追い抜かれて自信喪失
  • 明らかに「天才」と認めざるを得ない他者に出会って意気消沈
  • 自分よりスペックの高い男(女)に彼女(彼氏)を寝取られてしまってハートブレイク
  • (おまけ)もっといい人がいるのでは?と悩んで、なかなか結婚出来ない

(自分も経験あるなぁ…全部

 

で、今日の記事は、もしかしたらこんな悩みを持つ人達にとって、ちょっとは参考になるかもしれません!ちょっとは。

 

さて。

 

 

「悩みが沢山あって辛いです。なんとかしてください。」

職業柄、仕事でもプライベートでもこんな相談を持ちかけられることが多いです。

仕事では当然なんですが、プライベートの場でも、精神科医であると名乗ると「自分も病みそう」「精神科医って変な人多そう」という残念ながら否定できないご指摘を受けた後、「実は私…」とお悩み相談を受けることが少なからずあります。

 

これは一種の医者あるあるだと思っていて、例えばその場が合コンみたいな男女の飲み会の場だったとしても、途端に健康相談室・人生相談室に変わるわけです。ロマンスの欠片もありません。
無理矢理ロマンスの世界に引き戻そうと、僕の友達の耳鼻科医は俺が君に、"本物の耳掃除"してあげるよと応えていて、(こいつ天才か…)と腰を抜かした記憶があります。

 

そんな中でも精神科は、人間生きていれば何かしらの悩みを持っているので、「医療の場を離れても一番応用が利く科」なんじゃないかなぁと個人的に思っています。もちろん精神科医の中にも色々な専門分野があるわけですが、多かれ少なかれ「精神」の動きについて学んでいるわけですからね。

 

かと言って、プライベートでまで無料相談をしたいかと言うと、決してそういうわけでもない。
でも悩んでるし、出来る限り相談には乗ってあげたい。

 

そんな時、僕はこうやって答えるようにしています。

 

シャーマンキングという、人生のバイブル

 

迷ったら、
シャーマンキング読んでおけば間違いないから。

(丸投げ)



はい、漫画です。

 

昔ジャンプで掲載されていて、打ち切りにより非業の最終回を迎えたのが有名なシャーマンキング。

 

漫画のストーリー自体は、簡単に言うと「霊を扱うシャーマン達が、全知全能の神であるシャーマンキングの座を勝ち取るためにバトルする」という、いわゆるバトル漫画。

 

ただ言わせてほしいのが…これは単なるバトル漫画じゃないんですよ!!

人生を豊かにする知恵、ハッとさせられる気づきが、いたる所に散りばめられてるんですよ!!

 

実は僕、Evernoteに「自分の中の名言集」というタイトルで、これまでに出会った"感動した言葉" "人生を大きく変えてくれた言葉"を書き留めてます。
それは別に偉人の言葉だけではなく、友達がふいに言ったことだったり、腹を抱えて笑ったえげつない下ネタも含まれてるのですが…(載せたい)

 

で、この前ふと見返したら、1〜2割くらいがシャーマンキングのセリフでした。すごすぎない?

そう、僕にとってそれぐらい宝物がたくさん詰まった漫画なんです!

 

で、そうなると「みんなにも教えてあげたい!!」ってなるじゃないですか。

 

でもそれ全部書いてたら、せっかく修理で戻ってきた僕のMacbookのキーボードがまた壊れるくらいの文章量になると思うんです。なので今日はその中からピックアップして1つご紹介。

(この企画、多分今後続くな…)

 

冒頭でも述べましたが、今回紹介する名言「我不迷(ワレマヨワズ)」を"薬"として見なした場合、こんな症状でお悩みの方に良い処方箋になるかもしれません。改めて再掲。

「我不迷」の適応症

  • 自分に自信が持てない
  • 自信がある分野で、ポッと出の何処の馬の骨とも知らないやつに追い抜かれて自信喪失
  • 明らかに「天才」と認めざるを得ない他者に出会って意気消沈
  • 自分よりスペックの高い男(女)に彼女(彼氏)を寝取られてしまってハートブレイク
  • (おまけ)もっといい人がいるのでは?と悩んで、なかなか結婚出来ない

 

我不迷(ワレマヨワズ)

おまたせしました。

それでは「我不迷(ワレマヨワズ)」のご紹介をいたしましょう!

耳の穴かっぽじって(何なら"本物の耳掃除"をしてもらって)聞いてくれよな!

 

 

当然だ
この世に俺より強い奴ならいくらでもいるだろう
この大会では嫌というほどそれを味わった
それでも認めないほどオレはバカではない
だが それをやすやすと容認するほどバカでもない
オレがオレの弱さを認めた時 勝利は可能性すら失うだろう
オレはたとえ死んででも 吠え続けるつもりだ
オレは強い それが俺の不迷なんだ
はい、トンガリこと道蓮(タオ レン)のこちらのセリフ。髪の毛が一部すっごく尖ってます。コナンの毛利蘭くらいとんがってます。

さて、シャーマンキングを知らない人のために少し状況を説明しましょう。

こちらのレン君、常に自信満々で俺様気質、「フハハハハ!」と高らかに笑う少年で、麻倉葉(主人公)のライバルとも言える存在。

当初はシャーマンファイト(優勝者を決めるトーナメントバトル)をトップで通過したり、運営関係者を余裕で殺したりなど、「強すぎてやべーヤツ」くらいの立ち位置だったのですが、実際に試合が始まってみると、「あの前振りは何だったんだ?」というくらいの立ち位置でした。弱くもないけど、メッチャクチャ強くもない…ただしこの漫画の大ボスが「あいつ素質あるよね」的なことを言っているので、一応"強キャラ"という立ち位置にいます。(修行してだんだん強くなる)

 

さて、自分より強いヤツいっぱいの世界に踏み込んだレン君ですが、それでもヘコタレません、負けません。

自信の裏には、常に人知れぬ努力があるのでございます。
レン君、暇さえあればめっちゃトレーニングします。風呂上がりにたくさん牛乳も飲みます。

 

そして、実際には自分より格上の相手に対しても、「それがどうした!フハハ!」と強気に吠え、臆すること無く戦い続けます。
"強くなる手段を教えてあげよう"と言われても、「貴様に教わるくらいなら、奪い取ったほうがまだマシと言うものだ!!!」と立ち向かっていきます。かっこいい!

 

 

結果、今回もまたボコられました。
そういうシーンです。(笑)しっかり手当までされちゃってます。

 

さて、常に向上心を持ち、トレーニングを重ね、「俺は誰よりも強い!」と吠え、自信満々に振る舞っていたけれどボコられたレン君。そんなレンに、こんなような言葉が投げかけられます。

 

大人になるにつれて、自分の限界ってものが見えてくる。だから若い君(レンのこと)たちには、無限の可能性があるんだと思い続けてほしかった。でも君は、自分も弱い人間の一人であることを既に知ってしまっていたんだね。

 

それに対してレンが放ったのが、先程の写真のセリフです。ここに再掲。

 

当然だ
この世に俺より強い奴ならいくらでもいるだろう
この大会では嫌というほどそれを味わった
それでも認めないほどオレはバカではない
だが それをやすやすと容認するほどバカでもない
オレがオレの弱さを認めた時 勝利は可能性すら失うだろう
オレはたとえ死んででも 吠え続けるつもりだ
オレは強い それが俺の不迷なんだ

 

これ、昔初めて読んだときは「やべ、ページにポテチの脂ついた」くらいにナメてたけど…

改めて読むとメチャクチャ響いたわけですよ。

 

人間は、生まれた時から競争し続ける?

 

考えてみればこの世の中、自分より上の人間なんてゴロゴロいます。
貰ってきた大量のジャガイモが我が家の冷蔵庫の野菜室を占拠中ですが、そのジャガイモよりゴロゴロ沢山いるわけです。

ここでいう「上」の定義がそもそも難しいわけですが、なんとなーくで想像してみてください。

 

「あっ、この人、俺よりデキるわ…」「私、この人には敵わない…」

 

そう思わせられる人って、本当にたくさん、星の数ほどいる。
僕だって日々、劣等性感じまくってます。

 

自分が「これだけは世界の誰にも負けない」と思える分野があったとしましょう。

でも実際のところ、ほぼ100%、誰かに負けます。
冷静に考えて、自分より凄い人が世界に一人も居ないって、かなり確率として低い(ほぼ0)と思いませんか?
たとえオリンピックで1番になったって、実は自分よりすごい人はオリンピックに出場していないだけで、どこかの山奥で人間離れした生活を送っているかもしれない。それにそもそも、もっと強い選手が今後出てくるかもしれないし。

…とまぁオリンピック選手にまで思いを馳せなくてもいいけれど、上を探せばキリがないんです。

自分より綺麗な人、カッコいい人、スタイルがいい人、頭がキレる人、お金を持ってる人、友達が多い人、仕事ができる人、喧嘩が強い人、エッチが上手い人…何から何まで上が存在する。

考えだしたら気が滅入ってきますよね?

 

でもそれって、どうしようもないことなんですよ。

 

1つ上に進めば、更に1つ上が現れる。その1つ上にはもう1段…
無限の螺旋階段を登り続け、頂上に辿り着く前に力尽きてしまうのがオチ。

 

じゃあどうすればいいのか?

 

 

まずは、あきらめましょう諦め明らめ)。

あきらめて(明らめて)認めることから始めるのです。

(↓この過去記事を参考にしてください。)

 

つまり、「可能性として、自分より上がいるなんて当然だろう」と理解するってことです。

 

さて、明らめたら次はどうするか?

 

それでもオレが一番だ、と信じるのです。

 

"オレは強い"と、迷わず吠え続ける

 

矛盾しているかもしれませんが、そういうことです。

自分以外の全ての人間が、ベジータのごとく「お前がナンバー1だ!」と認めてくれることは決してありません。

 

だから、叶いもしないこの願い、願うだけ無駄だし苦しい。やめましょう。

ナンバー1って、他人から評価されるものではなく、自分で決めるものなんです。

 

他人の、社会の、世界の尺度で生きてもしょうがない。
自分の人生は、自分の尺度で生きなければいけません。

 

諦めずに、自分を信じきるしかない。最後まで自分を信じてくれるのは自分しかいないのだから。

でも、自分を信じることって本当に難しいこと。
だから、自分が自分を誇れるよう、絶えず努力する必要があります

実際このレンが、修行もせずに家でテレビ見たりネトゲ三昧で過ごし、スナックを頬張りながら「オレは強い!フハハ!我不迷!」なんて言っていたらどうでしょう。酔ってる?結構飲んだ?ってなりますよね。

常に努力してるレンが言ったからこそ、ここまで響くセリフになり得たわけです。

 

我不迷」から学べるメンタルハック

 

最後にまとめです。

我不迷」から学べるメンタルハック

  • 自分を信じる勇気を持つ
  • そのためには、社会のトップを目指すわけではなく、自分の中でのトップを目指す
  • 他者と自分を比べて絶望するのはやめる
  • 絶えず、迷わず、過去最高の自分を更新していく心構えと努力を

 

他者からの評価を気にしすぎてはいけない。他者と自分を比べて、他山の石とすることがあっても、それに絶望してはいけない。
社会における自分の立ち位置を、他者と比較することで決めつけて悲観的になる必要はない。

自分が生きているこの世界の主人公は自分です。
自分以外に、他の誰も自分の人生を、世界を生きることは出来ません。

 

だから、自分の考え方さえ変えてしまえば、
誰でも世界でナンバー1になれます。

世界を、ナンバー1を決めるのは貴方だからです。

 

そして自分が自分を認められるよう、常に努力しましょう。これが大事。
何もせずただ吠えていても、本当に自分を好きになる・信じることは出来ませんから。

 

*ちなみに、「ナンバー1を決めるのは自分」を応用すると、「もっといい彼氏(彼女)探し」にも終止符を打つことが出来ます。つまり、「最高の彼氏(彼女)を決めるのは自分である」ということ。このあたりは、また別の記事で書きます。

 

 

…とまぁ、ここまで書いたところで言わせてもらうと、これはあくまで僕の解釈です。同じセリフを読んでも違ったふうに捉える人もたくさんいます。

 

でも、それはそれでよし。どちらが正しい、間違っているという話ではないんです。
あくまで僕にはこう見えた、こう感じたということ。それが誰かの考え方に良い影響を与えられたら、こんなに嬉しいことは無い!ってスタンスで書いてますので、そこのところよろしくです。参考にできるところは参考にしよう、くらいの姿勢で何事も臨めばいいと思います。

 

なんにせよこのシャーマンキング、自分の生き方・考え方を形作る上で、非常にパワーを持った作品なので、時間があれば是非呼んでみてください。電子書籍が読める人は完結版、紙媒体で欲しい人は完全版を購入してみればいいかと思います。

では、今日はここらへんで。

 

(この企画、多分今後続くな…)

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