メンタルを鍛えたい?筋トレしなさい。
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皆さんこんにちは!   精神科医のチフィです!(今日も当直です)

 

最近ひどい腰痛に悩まされていた僕ですが、ジムに通い始めてエンヤコラと頑張っていたら治りました。

以前にバイクで右上腕骨近位端(右肩あたり)の骨折をしたので、そのせいで周囲の筋肉がゴリゴリに固まっておりまして、そこをかばおうとして他の筋肉に影響が出て…それが腰痛として現れていた可能性アリです。(筋膜性腰痛)

あるいは単純に、当直続きで座った姿勢が多かったのでそれもあったのかも。長時間座ってるのってやっぱり良くないんですよ、腰にも頭にも。
今日も当直です)

 

それにしても、腰痛がひどい間は何をする気にもならないし、逆に何をしてても腰痛が気になるわけです。
…当然何も楽しめない!原因不明の痛みを抱えて鬱になっていく患者さんも沢山いるわけですが、そりゃ鬱にもなるわ。。ずっとこんなのが続いたら。。

 

心の健康は、身体の健康あってこそ

 

うんうん、それは間違いない。

 

でもここで、"じゃあ逆はどうだろう?"と考えてみる。

 

つまり、身体の方から心に働きかけることはできないか?ということ。

 

 

 

結論から言うと、可能です。

 

これってどういうことかというと、つまりは「自信」の問題なんじゃないかと。

 

メンタルに問題を抱えている人の多くが、自分に自信を無くしてしまっています。
逆にどうでしょう。「自分が大好きで、自信満々のうつ病患者」って、あんまり想像つかなくないですか?

 

これを逆手に取ると、「自信を取り戻すことが出来れば、心の安定の助けになる」ということです。

で、自分に自信を持つための一つの手段として、「身体を鍛える」というのは有力な選択肢なのではないでしょうか。

 

具体的な説明のために、例を一つ。

 

僕の尊敬できる知り合いの一人で、*放課後等デイサービスを経営している方がおります。(以降Sさんとします)

放課後等デイサービス

障害・発達の問題を持った子供たちのための福祉サービス。
学校に通う年齢の子供たちを預かる。

 

このSさん、趣味でトライアスロンやサーフィンなんかをやっているガチムチ星人で、会う約束をすると「あぁ!そこなら近いんで走っていけますよ!」と発言するなど、文明が滅んだ後でも難なく生きていけそうな生命体です。

ひょんなことから知り合ったのですが、Sさんが経営している施設に俄然興味が湧き、見学させてもらったことがありました。許可を得たので写真をいくつか載せてみます。

 

壁一面に投影したスクリーンシアター。僕にとっては引きこもり製造機になりかねない。
子供たちとみんなでゲームをやったり映画を見たりするそうです。

 

パイプを基礎に使ったおしゃれなロングデスクとチェア。
ちなみにこれら全部、Sさん自らの手作り。パイプ切断まで自分でやっちゃう恐ろしい人なのですよ…僕もパイプカットされないように気をつけないと…

 

さて、色々Sさんにお話を伺った中で見えてきたのが、次の2つのコンセプト。

  • 大人が楽しまないと、子供も楽しめない
  • 身体を鍛えることで得た自信は、心の健康にも直結する

 

もう少し詳しく、インタビュー形式でご紹介します。


チフィ
この施設、どう考えても楽しすぎませんか?

Sさん
やっぱりそう思います?笑
ここは僕たち大人でも楽しめるように、って考えて作ったんです。
子供たちを帰した後、夜は大人たちで映画上映したり、ゲームとかカラオケやったりなんかもして。
ドラムセットとかキーボードもあるから、やろうと思えばバンドみたいなこともできますよ笑

チフィ
僕が住んでもいいですか?

Sさん
(…苦笑)
やっぱり子供たちには、大人が楽しんでる姿見せないと。それ見てれば、自然に自分も色々やりたくなって手を出してみるようになる。
僕はモノづくりが基本的に好きだから、ここの内装とかもほとんど自分でやっちゃいました。机とか椅子のDIY、床の張替えなどなど…大変な作業だけど、好きでやってるわけだから面白い。子供たちは僕のそんな姿を見て、「なにそれ楽しそう!僕もやりたい!私もやりたい!」ってなるわけです。そろそろ床の張替えをまた全面やるつもりですけど、子供たちも巻き込んで一緒にやろうかなって思ってますよ。

チフィ
そういうの大好き…(住みたい)
他にも意識的にやってることなどありますか?

Sさん
もちろん学校の勉強・宿題をやったり、書道やったり、色んなミニゲームやったりなどもしてます。ただうちの特色というか、僕の中のコンセプトみたいなのがあって。
僕は、「こいつ何者だよ!やべーぞ!」って思われるような子供をたくさん育てたいんですよね。

チフィ
そ、それは一体どういうことですか…
(もしかして俺はとんでもないところに来てしまったのでは…)

Sさん
爆弾作るとかじゃないよ笑
例えば木材の扱い方・切り方・処理の仕方もそうだし…今後は養蜂なんかもやっていきたいな。ピザ窯を作るっていう案もあります。
今の学校だったり、そこらへんの塾なんかじゃ習わないようなことを教えてあげたい。家に帰ったら親が「そんな技術どこで覚えてきたの!?」ってビックリするようなことを身につけさせてあげたいなーと。
それと、体力つけるためにひたすら走らせてます。笑

チフィ
えっと…体力づくりが必要なんですか??

Sさん
僕、「健全な身体が健全な心を作る」って信じてて。例えばうちには勿論、発達障害だったり、精神的に不安定だったりという子たちがいます。でもそういうの関係なく、とにかく走らせちゃう。凄いですよ、慣れてくると子供たち、5kmも6kmも平気で走るようになりますから笑

チフィ
走ってるうちに、健全な心ができていくんですか??

Sさん
これは子供だけじゃなくて大人にも言えるけど、「◯◯なら負けない」っていう自信って、メンタルを強く持つ上で大切なんじゃないかな。走ってるうちに自然と体力がついて、気づけば学校のスポーツテストなんかで驚かれるくらいにまで成長した子が、うちには沢山います。何か一つのことでもいいから努力を継続して、その結果が自分にちゃんと返ってくる。その積み重ねは必ず自信に繋がるし、その自信はメンタル強化を絶対に助けてくれるんじゃないでしょうか。

 

健全な身体が健全な心を作る

 

精神科医として働いてると、どうしても「精神が!心が!」って思考に陥りがちだけど、この考え方はまさに青天の霹靂でした。

 

メンタルを作るために、身体を作る。それは別に、超合金クロビカリみたいに身体を鍛えろというわけではなく、自分に自信をつけるための一つの手段として、とりあえず運動でもしてみたら?ってことです。

 

勉強ってなかなかハードルが高いし、「自分がどれくらい頭が良くなったか」ってなかなか実感しにくい。
その点筋トレ・体力づくりは、難しいことごちゃごちゃ考えずに、とりあえず身体動かせばいいですから取り組みやすいかと。(理想のマッチョボディを作りたい、とかならまた別だけど)

 

 

そういうわけで、みなさん。

心の健康は、身体の健康あってこそ。
今日この瞬間から、スポーティーな日々を送りましょう!

 

では、筋トレ当直してきます。

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