
皆さんこんにちは! 精神科医 兼 猟師 のハンドクです!
今日はとっても大事なお話をさせてください。もう勝手にさせていただきます。
ここ数週間、ずーーーっと頭の中でぐるぐると考えていたのですが…
実はこの度…
音声配信を始めたいと思っています!
わーーーーーーい!
というのも。
勿論ブログも書いてて楽しいし、書きながら自分の考えがまとまるのでいいなーと思っているので、ブログ自体は継続していくつもりです。
ただ、他にもやりたいことが出来てしまったのです。
そしてそれを配信する上で一番良いプラットフォームが音声配信かなと。
音声配信をやりたくなった経緯と、どんなことを配信していくかについて、ここで少し書いてみます。書かせてください。
Contents
きっかけは、友達のおしっこだった
聞いてください、とっても真面目な話をします。
最近VIO脱毛の話とかばっかりしているからあんまり説得力無いかもしれませんが、とっても真面目な話です。
さて、少し前になるのですが、友人数名と集まって勉強会をしておりました。
その友人たちは決して浅い付き合いではなく、具体的に言うともう6年以上、ほぼ毎日顔を合わせていた部活の同級生です。お互いの好きな歌手、得意な科目、バイトの曜日などは勿論、ホクロの位置、果てはそのホクロから生えている長い毛の数まで知り尽くした仲です。
そんな親友たち数人と勉強しているさなか、尿意を催した僕はトイレで用を足しました。
あれは冬の寒い日で、手洗い場も温水が出ず、指先が凍ったんじゃないかというぐらいの冷たい思いをして教室に戻りました。
別に誰かに話しかけたわけでもなく、ほぼ独り言くらいのテンションでボソッと言い放ったのですが、それを聞いた友達が一言。
実際のそいつはこのアイコンほどふざけた顔面ではないですが、確かに元々変わった奴でした。でも最初にそれを聞いた僕の感想は、
くらいでした。
で、当然みんな「いやいやそれは汚いわ!手洗えよ!」と責めました。当然、その洗っていない手でドアノブなどを触るわけですから、その後に触る人は間接的にそいつの陰部に触れているようなものですものね。
さて、一歩間違えば総スカンというレベルの発言をしたそいつでしたが、その後に放った発言で、完全に僕らは度肝を抜かれたのです。
ワンポイント
おしっこの仕方は、1つではなかった
まさに、青天の霹靂でした。
僕は小さいとき、「いいかい。おしっこは立った状態で、手でアソコを持って支えながらするんだよ。そして終わったら手でぶるんぶるんと振って、残っている滴を綺麗に落とすんだよ。」と親から教わって育ってきました。
だから、それが普通だと思っていた。というより、「おしっこは手でアソコを持ってする」というのが世界のゴールドスタンダードで、それ以外の方法など存在しない、するはずがないと思っていました。
それがこの日、完全に打ち破られたのです。しかも、決して昨日今日知り合ったわけではない、古くからの親友によって。
当然僕を含め、そいつを除く他の友人たちはどよめきました。戦慄したと言ってもいい。
そして考えます。"じゃあ、こいつは一体どのように排尿しているのか?"と。
恐る恐る聞いたみたところ、
そう、それが彼にとっての「普通のおしっこの仕方」だったのです。もう20年以上もそうやって排尿してきて、それが普通じゃないなんて考えたこともなかったのです。
そしてここまで書いてきて、ちょっと不安になってきた自分もいます。
つまり、"「おしっこのときはアソコを手で持つ」というのが、もしかしたら世界標準ではない可能性もあるのでは…?"という考えも浮かんできてしまいました。
そう、これこそが僕が言いたい、とても重要なことです。
自分にとっての当たり前が、他人にとっての当たり前とは限らない
きっかけは本当にくだらないけど、僕にとってはメチャクチャ重要なことに気づけた瞬間でした。
自分の今までの行動、考え…そのすべてが、決して一通りではない。
自分が可能性を考えないように、見ないようにしてしまっているだけで、本当は無限の可能性があるのだと。
「スコトーマ」という言葉があります。「盲点」のことです。
「スコトーマ」や「引き寄せの法則」については現在別記事を書いておりますが、とにかく、そのスコトーマが完全に外れた瞬間でした。僕の中で、決して過剰な表現ではなく、人生において大きく考え方が変わったのです。
そして、もう一つ重要なことがあります。
……え?
……うーん…
そうだね、考えてみたら、普通に触ってるね。
ポイント
他人の「当たり前」を聞いてみたい
そしてこれこそ、今回僕が音声配信をしてみたいと思った大きな理由です。
人はみんな、それぞれが自分の中に「当たり前」を持っていて、何も疑うことなく日々を生きています。
でも実は、たとえ親しい人(親、友人、恋人、職場の同僚など…)であっても、自分と全く違う「当たり前」を持っていて、それを信じて行動しているのです。恋愛や人付き合いは言うまでもなく、今回のように「排泄」という生理現象の処理にまで、個々多様な「当たり前」が存在している。
そして、ここで重要なポイントを挙げておきます。
ワンポイント
本人にとっては「当たり前」すぎて、わざわざ他人に教えていないことが多い
これです、これなんです。
今回の友人の排尿方法なんて、ひょんなことからその会話に発展しなければ、もしかしたら死ぬまで知らなかったかもしれません。ホクロから生えている毛の本数まで知っているのに、生物として基本の「排尿」の仕方に関しては、彼の何も知らなかったと言っていい。
そして勿論、彼にとってはそれが「当たり前」だったので、これまでわざわざ話したこともなかった。話さなければ当然、その情報がこの世に出ることもない。
でもそれって、実は凄く勿体無いことなのではないか?と思ったのです。
今回のケースでは、「よし!俺もチャックにアソコを挟んでおしっこしよう!」とはなりませんでした。なんか、チャックに巻き込まれたら死ぬほど痛そうだし。
でも、これがもしもっと有益な情報だったら…?
それこそ、他人の考え方を、ひいては人生観をも変えるような、とんでもない情報だったら…?
これって、トリビアになりませんか? 世間の人々にとっても、とってもプラスになるのではないでしょうか?
つまり、
もっと世間に広めていこうよ!
これこそ、僕が音声配信で成し遂げたいことなのです。
色んな人と話す中で、皆さんにとって有益な情報を少しでも引き出していきたい。
インタビューの相手は、偉人じゃなくても良い
最近よく、「アメリカの大手企業経営者の○○さんに聞いた、成功者になるための7つの習慣」とか、「年に100件以上の契約を叩き出す、エリートサラリーマン○○の仕事術」とか、そういった記事をよく目にします。
確かに成功している人たちが言うことって含蓄があって、ユーモアもあって、参考になることもたくさんありますよね。僕も読むの好きだし。
でも、ちょっと遠すぎるんですよね、今の自分から。
年商500億の会社の社長が「朝は6時に起きて犬とランニングしてます。リフレッシュできますよ。みなさんもどうぞ」と言っていたところで、
- まぁ年商500億もあれば、朝早くに起きるのが楽しみでしょうね。
- そもそも犬飼う余裕ねーし。
- 深夜まで残業してるからそんな体力ありません。
こんなふうに思っちゃう人、少なくないんじゃないでしょうか?
でもこれを、もし自分と全然変わらない、どこにでもいる、ありふれた、平凡な(ここまで言うと失礼か?)人が言っていたとしたら…どうでしょうか?
そんなふうに考えれそうじゃないですか?素直に受け入れられそうじゃないですか?
なので、音声配信をしていく上で、世で言う「勝ち組」「成功者」「超エリート」たちの言葉を伝えていこう!とはこれっぽっちも考えていません。(まぁそもそも、そんなすごい人達とツテが無いのだけど)
勿論、時にはそういった「すごい人達」から話を聞く回も配信出来たらと思います。
でも普段は、僕の身の回りにいる、あくまで「普通」の人たちから、少しでもプラスになる情報を引き出して配信できたらいいなと。それこそ毎日の日課だったり、使っているアプリだったり、おすすめの本だったり…些細なことでも、聞いている人にとって新鮮な情報は、きっとあるはずです。
ただここでも、僕が思う「普通の人たち」がみんなにとっての「普通の人たち」じゃない可能性もありますが…それもまた面白いでしょう。
ワンポイント
勉強できることは、絶対にある。
ありふれた「ただの人」の人生を紹介していく音声配信
ただ、他人の「当たり前」を聞き出すのはかなり難しいです。だって、さっきも言いましたが、本人にとっては「当たり前」すぎるので、何を話せばいいのか見当もつかないことが多いんですね。
なので、そこまで「お前の当たり前、ここで全部吐き出せヤァアアアアア!!」って感じではなく、普段どおりの会話や、質問事項を決めた軽いインタビューをしていく中で、その人の「当たり前」を引き出していくことが出来ないかな、くらいのスタンスで臨みたいと思います。
ただの世間話くらいで終わることもあるかもしれません。「あー、今日は全然有益な情報届けられなかった!」と僕が絶望する回もあるかもしれません。
でも、それは僕が思ってるだけで、聞いた人によっては「プラスだった!ためになった!」と思う人もいるのかもしれないし…?(言い訳
偉人でも何でも無い、そこらへんの「ただの人」にインタビューして、大真面目に話を聞く。
考えているだけでワクワクしてくるのは僕だけでしょうか?
なんにせよ、今後本格的に進めていこうと思っています。
そして音声配信を始めるに当たって、なんと!
今回人生で初めて……
クラウドファンディングを試してみます!
わーーーい!
はじめてのことってドキドキしますね。
最近キングコング西野さんの本読んで、クラウドファンディング自分でもやってみたい!と思いまして。
そんな中、「どうせならこの新しい企画を立ち上げるときにどうかな?」と考えた次第です。
ただ、「今夜飲みに行きたいので、お金ください」みたいにリターンが無いと誰も支援しようと思えないと思うので、リターンの方も色々考えてはいます。お楽しみに。
クラウドファンディングについては、準備が出来次第、別記事で詳細を書きたいと思います。
皆さん、貯金箱のお金集めて待っててくれよな!
ではまた。