
こんにちは!
精神科医 兼 猟師 のハンドクです。
こちらの記事にも書いてますが、現在VIO脱毛に通っています。
陰部の毛を業火で焼かれながら、ふと
毎日の生活やビジネス、果ては生き方にも通じるような
高尚な考えに至ったので聞いてください。
脱毛(脱毛というか最早焼却ですね)に関しては初回と変わらず、
今回もどちゃ痛かった。
ですが!
初回に比べてやや楽だった印象があります。
その理由について、最初はこう考えていました。
そこで施術を担当してくれた看護師(Aさんとします)に聞いてみたところ、
でも、実はその分だけ、初回より少しだけ
出力を上げさせてもらっています!
初回死ぬほど痛かったのに、更に出力が上がっているとはこれいかに…???
と涙が止まらなかったのですが、ここで改めて考えてみる。
初回に比べて痛くないな…
そこで色々考えて、僕なりに結論が出ました。
僕自身「陰毛を焼却される」という作業に慣れた
まずこれは一つ。
こうやって文字に起こすと、ついに変態の沼に片足を突っ込んだ感じがしますね。
でも言ってることは当たり前のこと。
- 蓄熱式の脱毛器はこんな感じの痛みなんだな
- これぐらい痛いんだな
- 特に恥ずかしくはないな
- お尻汚かったらごめんなさい
初回を終えてココらへんのことは経験済みなので、次に来る作業・痛みに対して備えることが出来ます。
でも、こんなことが言いたかったわけではありません。
初回に比べて痛みが軽減した本当の理由は…
施術担当者の口がテクニシャンだった!
はい、これです。
そうですね、これだけ見ると完全に「一体何のお店に行ってきたのか?」ってなりますね。
「口がテクニシャン」とはそういうことではなく、
僕が言いたいのは「トーク力」です!
今回担当してくれたAさん、事あるごとにちゃんと施術の説明をしてくれます。
今からやろうとしていることだったり、痛みの強さの目安だったり、あとどれぐらいで終わるのかだったり…とにかく丁寧!
施術していきます。
耐えられなくなったら休憩入れますので
言ってくださいね!
でももう前半戦終わりましたよ!
あと3往復で終わりますので、
がんばりましょう!!
帰り道で冷えて風邪引かないように
気をつけてくださいね!
こんな感じで、マメに声をかけてくれるのです。喋り方も巧みで、なんだかフレンドリーに話せてしまう。自然と笑いながら会話が出来る。
しまいには帰り道の風邪の心配までしてくれるなんて…ゴリラクリニックで母親の面影を見た。
そんな素晴らしいAさんに対して陰部をおっぴろげてるわけですから、僕の来世は暗いですね。
耐えられる痛み、耐えられない痛みとは
今回身をもって実感したのは、
人間は、いつ終わるのか分からない苦痛には耐え難い。
しかし、終わりが分かっている苦痛には、なんとか頑張って耐えることが出来る。ハンドク
ということ。
これ絶対今までに誰か言ってるけど、もう僕の格言ってことにした。
初回は勝手も分からず、しかも今回ほどは話しかけてくれなかったので、
「この痛みはいつまで続くのか…もういっそアソコを切り取って海に捨ててくれ」
と絶望しながら痛みと戦っておりました。
でも今回のAさんは、具体的に「あと3往復で終わります!がんばりましょう!」などこまめに話しかけてくれました。
なので、「あと3往復なら頑張ろう…!」という気持ちになれた。
これ、今回は陰毛を焼くというくだらない内容だけど、
案外色んな場面で応用が利くんじゃないかと。
例えば、ストレスフルな仕事や試験が控えている時。あるいはそんな人を励ましたい時。
誰かに仕事を頼みたい時もそう。
- 「その苦しみを乗り越えるまでに、何をすれば良いのか」具体的に洗い出して整理する(大きな苦しみを小さな複数の苦しみに解体する)
- 1つ1つのタスクにだけ集中して消化していく
- 気づいた時には、苦しみを乗り越えている
1の段階で「いつ終わるのか」「どうすれば終わるのか」は分かるはずなので、2以降はもう終わりを意識する必要はありません。あとは目の前のことに全力で向かうだけ。
特に受験生なんかは、「受験」というとてつもなく大きなプレッシャーに対して、ただ漠然とした、しかし圧倒的な恐怖・不安を感じています。
お先真っ暗すぎて、何から手を付ければ良いのか分からない。そして恐怖で頭が働かなくなり、全然勉強が進まない…よくある話です。
こういう時に周りの人(親、友達、家庭教師、塾講師など…)が、「苦しみの解体作業」を手伝ってあげられると良いのかなと。
ワンポイント
「トーク力」とは結局何なのか
で、改めて「トーク力」についても考えてみましたが、これはもう結論は1つしかないですね。
「トーク力」=「相手の気持ちをどこまで考えられるか」
もうコレ!これしかないでしょう。
これは単純なトーク力だけではなくて、たとえば大勢を前にして話すプレゼンでもそう。
友達と話すときでも、商談相手にビジネスの話をするときでも。
あるいは、ブログを書くときなんかもそうなのかもしれません。
相手が爆笑してるのに「俺の話は面白くない…」と考えるのは、向上心溢れる一流のお笑い芸人くらいでしょう。
普通そういう悩みを持つのって、基本的に「相手の反応が良くないから」ですよね?
じゃあ、相手から十分なリアクションを引き出すにはどうすればいいでしょうか?
答えは、とことんまで相手の気持ちになって考えること。
もし自分が話を聞く側だったら…
- こんな話が聞きたいだろうな…(成功談だったり、失敗談だったり…)
- ここを中途半端にすると不信感を抱くだろうな…
- 楽しそうに話してる人の話は、聞いてるこっちも楽しくなるよな…
- 一気にたくさん情報詰め込まれても理解できないよな…
こうやって考えていけば、自然と満足してもらえる話し方・プレゼンの仕方が身につくのではないでしょうか。
「プレゼンが上手くいかないのは、オーディエンスを楽しませる準備が不足しているからだ」
と聞いたことがあります。まず自分がその題材にのめり込み、十分に下調べをし、オーディエンスの聞きたいポイントを把握できているなら、プレゼンはむしろ楽しくてしょうがないはずだというわけですね。
トーク力を磨こうと思ったら、「面白いと思ってもらおう!明日から使える楽しい豆知識大全」みたいな本を読んで小手先のしょぼい武器を集めるより、相手の気持ちを死ぬほど考える。それこそ相手のかーちゃんになったくらいのレベルで考える。これが近道なのではないかと思います。
とはいえ、気のおけない友達と居酒屋に行ったときまで「まずこの話で盛り上げた後、ここでドカーンとオチを作って…」なんて考える必要はないと思いますが…
ワンポイント
まとめ
はい、というわけでVIO脱毛から転じて壮大なスケールでお送りしましたが、いかがだったでしょうか。
「死ぬほど相手の気持ちを考えろ!それがトーク力にもブログにも生きてくる!」
何がすごいって、僕自身こんなに偉そうに講釈垂れといて全然アクセス稼げてないですからね!(いや、でも、最近少しずつ伸びてはきてて…いやホントで…)
今後も皆さんが読んでて楽しいと思える記事を書いていく努力をしますので、長い目でお付き合いください。
まぁでも、一番は「自分が書いてて楽しい記事」を書けるといいなって思いますが。
あっ、ちなみにVIO脱毛については徐々に薄くなってる気がします。少なくとも受ける前よりは確実に毛量減ってる。
写真は載せられないのでアレですが、また適宜報告しますね、僕の陰部について。
それではまた!