iPhone壊れたから、cook4meで牛すじ圧力調理した。
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まず絶対に覚えておいてほしいことがあるので、先に書いておきます。

 

iPhoneX(Xs)の強制再起動
音量↑ボタンを押して放し、音量↓ボタンを押して放し、Appleロゴが出るまでサイドボタン長押

 

これです、これだけ覚えて帰ってください。

これが分からなかったおかげで、昨日はとんでもない目に合いました。

(実際のところ、知ってたところでどうにもならなかったのですが)

 

というわけで聞いてください。

「iPhoneが壊れたので腹いせに牛すじを圧力調理した」という話をします。

 

突然のブラックアウト

昨日の夜、バンド練習のためスタジオに向かっておりました。歌詞を覚えられないという持病はありますが、なんとかバンド活動を続けています。

 

で、場所がよく分からないのでiPhone Xsでナビを設定して車で向かっておりました。

 

 

 

ところがその道中、突然iPhoneの画面がブラックアウト。

 

ハンドク
あれっ、充電してきたはずなのに…
というか今もケーブル繋いでるのに…
傾けてみても、ボタンを押してもつきません。
優しく息を吹きかけても、「初期化しちゃうぞ」と脅してみてもつきません。
まぁいずれ直るだろうと思ってましたが、車を走らせ続けても一向に直らない。
こうなると困ったものです。僕はiPhoneのナビを見ないと、道が全く分かりません。
車のナビは古いので、最近できたスタジオはヒットしないのです。
まぁ一回電源を落としてみるか、ということでサイドバーと音量↑ボタンを長押し。
しかし、そもそも画面が見えないため、電源オフのスライダーが見えません。
どうしようかなと困っていると突然、

iPhone XS
まもなく、右です
ナビは生きてる!!
画面は松崎しげる並に黒いままだけど、ナビは生きてる!
というかやってみるとSiriとかもつながるし、他の機能は生きてる!
つまり、画面がつかないという点を除けば、他の機能は(おそらく)全て生きているという状態に陥りました。

再起動ってどうやるの

ハンドク
全然直る気配がないし、強制再起動しよう!
至極当然の思考です。
しかし一個だけ大きな問題があって、iPhone X(Xs)の強制終了の方法を知らなかったのです。
というのも、最近iPhone7から乗り換えたばかり。ホームボタンが無いiPhone Xsでの再起動方法は未知の領域です。

ハンドク
とりあえずiPhoneで強制再起動の方法を調べよう…!

iPhone XS
・・・・・・(馬鹿なの?)
そう、当のiPhoneが使えないのだから調べようがない
スタジオにたどり着くこともできないし、バンドメンバーに連絡を取ることもできない。当然再起動の方法も調べようがない。家に余ってるナスの調理方法も調べられなくなった。
僕がいかに普段からiPhoneに依存しているかを思い知りました。
そこで、「もう適当にいじってみよう!」という考えに至り、とりあえず電源を切るときみたいにサイドボタン+音量↑ボタンを長押ししてみた僕。
そうやってしばらく押さえていると、突然iPhoneが震え、今まで聞いたこともないサイレンのような警告音がiPhoneから鳴り響きました。

ハンドク
………爆発する?
なにせ物騒な世の中ですから。AppleがiPhoneに緊急爆破装置を搭載していても不思議じゃない。
そして一つ確信して言えるのは、これは絶対再起動のコマンドではない
しばらくすると、iPhoneの電話口からなにやら声が聞こえてきました。
恐る恐る聞いてみると、

iPhone XS
もしもし、こちら海上保安庁です。
事件ですか、事故ですか。
僕の中では、もはや事件です。
そして慌てて謝罪して切ったところ、気づいたら画面ついてる
なんだったんだろう、しかし直って良かった。
とりあえずスタジオに急ごう…あと何分でつくんだろう?

iPhone XS
…………
また消えたッ!!
ここからはもう、ウン◯ともスン◯とも言わず黙りっぱなし。
相変わらずマナーボタンとかを動かせばちゃんと反応はあるけど、画面だけつきません。
その後、なんとか既視感だけを頼りにスタジオにたどり着き、バンドメンバーに教えを請い、記事の最初に載せた強制再起動方法を教えてもらいました。これはまじで絶対覚えておいたほうが良い。
まぁしかし、僕の場合は結局解決せず。本来ならしばらく押しているとアップルのロゴが見えてくるはずなのですが、僕の場合は全く浮かんできません。やはりおそらく、画面表示という機能だけが壊れてしまっているのでしょう。再起動はかかっていそうなのですが、それを確かめることが出来ない。

ハンドク
画面が壊れているだけなら、データは残っているはず…
今のうちにバックアップを取っておこう…!
そう思って帰宅後にPCと接続するも、全く認識してくれない。
最近入れたばかりのアプリも沢山あるのに…
ショートカットも色々設定できたばかりなのに…
LINEのバックアップもとってないのに…
僕のメンタルは、もういっぱいいっぱいになってしまいました。

牛すじでも作るか

僕の中の何がそうさせたのか。あるいは何か宇宙的な力が働いたのか。
深夜0時を回っているにも関わらず、冷蔵庫に3キロ以上余っている貰い物の冷凍牛すじ肉を圧力調理することになってしまった。これは意思などではない。使命なのだと感じた。
調理にはこいつを使う。
いかついボディに「炒める・蒸す・煮る・圧力調理」の4機能を詰め込んだ、まさに未来の家電だ。
牛すじを柔らかくする、という本来なら時間がかかる作業も、こいつを使えば楽々解決。
1キロほどのすじ肉を適当な大きさに切ったらこいつにぶち込み、浸かるつらいにまで水を入れたら、圧力調理の時間を設定(20分少し)してスイッチオン。
あとは漫画を読むなり、海外ドラマでも見て待つ。
そうだ、この間に溜まっていたLINEの返事でも返そう。

iPhone XS
……………
すっかり忘れてた。
圧力調理が終わって蒸気が排出され、部屋中に牛すじ肉の匂いが充満する。
蓋を開けて試しに食べてみると、しっかりと柔らかくなっている。
そう、ここまではまだ良かった。
何故牛すじを調理するテンションに至ったのかは自分でも説明できないけれど、きっと人間ってそういうもの。
きっと、困っている人を助けたいと思う気持ちに理由がいらないのと同じこと。
ひとまず、冷蔵庫の中に詰め込まれていた大量の牛すじ(の一部)を食べられる状態にした。
少なくともそれは、僕にとってプラスの出来事なはずだ。
牛すじをタッパーに移したあと、ふと鍋の中を見て気づく。

ハンドク
脂の量が…尋常じゃない…
別記事でも書こうと思うのだけど、cook4meの最大のデメリットは「洗い物の多さ」。
しかも鍋は米10号を一回で炊けるほどにデカイ。中で池乃めだかが足伸ばして寝れるぐらいにはデカイ。
その巨大な鍋いっぱいに、脂が浮きまくって地図みたいになっている。
嫌な予感しかしない。
まず中の汁を流して捨てた。すると、流しの色が変わった。白っぽいギラギラしたシンクに早変わりだ。
少し触ってみる。超ヌメヌメ。終わった
鍋を洗わなければいけないので、洗剤をつけてスポンジで洗ってみる。
こちらもまた、やはり尋常じゃないヌメヌメさである。
キュキュットでキュキュっとしないなんて、悪い夢でも見ているようだ。
結局、4回ぐらい洗い直した。
つまり具体的に言うと、キュキュキュキュキュキュキュキュットしてようやく洗い終わった。
シンクもヌメヌメしていたので、こちらもキュキュキュキュットした。そこらじゅうを洗わされたおかげで、黄色いスポンジが松崎しげるみたいになった。

何故牛すじなんか作ったのか

洗い物をしている途中、「どうしてこんなことになったんだろう」という気持ちで胸がいっぱいになった。
iPhoneの画面はつかないし、牛すじの脂はつくし。
どうして牛すじを作ろうという気になってしまったんだろう。
だいぶ前になるけれど、日本に住んでいるネパール人が、早朝の4時に救急外来に来たことがあった。
彼は手や腹部にひどい火傷を負っていて、最初は夜勤の工場勤務中に…とかそういうアクシデントを想定したのだけど、彼は昼にカレー屋で働いているという。
どうして火傷を負ったのか聞いてみた。

眠れなくて、天ぷらを、揚げていました。
僕は洗い物をしながら、このネパール人に思いを馳せたのだった。
彼もまた、今日の僕と同じような感じだったんだろう。
僕と彼の違いは、僕は火傷をしなかったところ。
そして、僕の場合、まだ冷蔵庫に牛すじ肉が2キロほど残っているところだ。

朝目覚めたら直っていたiPhone

そんな僕の苦労を知ってか知らずか、翌朝起きてみると何食わぬ顔でiPhoneが起動しました。もう何が何だったのか。
一連の夢だったのかと思いましたが、冷蔵庫にはしっかり下処理済みの牛すじ肉がタッパーに入っていました。もちろん、冷凍庫には変わらず更に2キロの肉もありました。
Appleに電話相談もしたんですが、遠隔解析ではハードウェアには問題なし。
また壊れたらそのときに見せに行くことにして、事態は収束となったのでした。やれやれ。
もうしばらく牛すじは見たくありません。
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